猫 日 記 NO1
猫 日 記
リリとクックの
二匹目を飼いはじめる時の注意として、先住猫リリにばかり気がいっていたの事です。
我が家ではドライフードは常に食べれるように2・3種類混ぜたのを置いてありますが、それぞれ一個づつの缶詰を朝晩半分づつ二度の食事としています。
クックは来たときから食欲旺盛でリリの食べ残しの缶詰まで全部平らげておりました。リリはペースト状のしか食べません。クックはどちらかと言うと魚のほぐし身です。3日ほどクック用の魚の缶詰を切らして、リリと同じのが続いた時の夜の事です。
冷蔵庫から出しレンジで常温にした後、目の前に出すとクックはプッとして隣の部屋に入りました。やっぱり気に入らなかったのです。「どうしたの」と抱き上げましたが「シャー」と怒りの声をあげ、走り去り天袋まで逃げ込みました。8時のスーパー閉店時間が迫っています。あわてて買ってきて天袋でウーウー唸っているクックに差し出しましたが意固地なこと。ようやく食べはしまたがその夜は不機嫌。翌日はケロッとしていましたが。
猫用フード選びは亡くなったリック以来悩みの種でした、リックもリリもクックのように気に入らない時にウーウー シャーシャーを言った事はありません。クックは何でも食べるとたかを食っておりました。リリはドライフード中心、缶詰はほんの少ししか食べません。 クックは子猫用ドライは食べず早くもリリと同じ成猫用です。
声で要求のできないクックをいつも見守っていきます。
2003−11−18 はじめまして
リックが人の歳にして85才で亡くなった後 毎日泣き明かしました。3ヶ月たった頃同じ顔の猫にたまらなく会いたくなって 見つけたのがチンチラシルバーのリリです。生後4ヶ月終わり頃やってきました。
猫の寿命も延びて近頃では17−18才はざらにあるとか、一匹飼いではこの子で終わりです。二匹飼いにするには早いほうが良いと思い 九ヶ月後に3ヶ月半のクックを飼い始めました。
リックを忘れない為に付けた名前がリリとクック。今ではややこしく反ってリックの名前を忘れてしまいそうです。
クックは鳴き声がでません。怒り 警戒のウーウーやシャー ハー 喉のゴロゴロは出ますがニャーと鳴く猫の声は全くありません。たまにネズミのようにキュッと言いますが、声で要求が出来ない分感情表現の強さは激しく 猫がこんなに強い自我と繊細な感情をもつ生き物だと知りました。
反対にリリは何時でもどんな状況ででも「リリちゃん」と声を掛ければ 「ふーん」 と返事が返ってきます。抱っこの昼寝が大好きです。
一匹だけで飼っていた時には分からなかった個々の個性、二匹のかかわり、日々何か発見が有ります。二匹と生活しながら感じたこと 感心した事などを書き綴っていこうと思います。